2017年4月5日水曜日

ドラマ「FF14光のお父さん」

テキストチャットだからこそ、出来ることもあるんだな…… 光のお父さんの元になったブログ読んでて思った。相手がどこの誰だか分からない、VCじゃない、ゲーム内チャットだからこそ生まれるドラマがあるんだな。

FF14をプレイする父と息子が主役のドラマ「ファイナルファンタジーXⅣ光のお父さん」が4月18日からTBSで放送開始ですっ! 冒険を通して深まる親子の交流、よみがえる父との思い出……とても面白そうですね。


PS4コントローラがパソコンでも使える!

PS4コントローラをパソコンでそのまま使えることを発見!
1.USB接続して自動ドライバインストール後、取り外す。
2.ウインドウズ設定、Bluetoothの画面でコントローラのシェアボタンとPSボタンを同時に長押し。
これでペアリング完了で、PS4でゲームする時のように(ゲームパッド対応)パソコンのゲームで遊ぶことができます。
これは嬉しい発見でした(^^)

 参考リンク
PS4コントローラーをPCで使う

2016年5月12日木曜日

SCWOG × SAO 第十一話「エピローグ」

オフ会が終わりミカは自分の家へと急いだ。あの後話をしてみると、一番家が遠いのがミカだったからというのもある。
 最寄駅から普段であれば十五分はかかる道を、フルスピードで走り五分で家に着くという快挙を起こし、家のドアを勢いよく開けた。
「ただいま~!!」
 ミカは靴を脱ぎ散らかして、母親が出てくる前に二階の自分の部屋へと駆けこんだ。ドタバタと騒がしい音が響き、一階から母親の声が聞こえたが、返事をせずにパソコンを起動させる。
(だって、これからALOで冒険だもん。あの三人と!)

 テンションマックスのミカは、ALOにログインする。画面はすぐに切り替わり、前回ログアウトした空中都市イグドラル・シティの街並みが映し出される。次にログインした時に、すぐに景色を堪能しに行こうと約束していたからだ。そして、ミカの前には……。
「早っ! ミカ姉、また無茶したんじゃないだろうね」
「ふふ、良いじゃないですか今日ぐらい」
「今日ぐらいって、ミカ姉はいつもこうだろ!?」
「ユウはミカが心配なんだな。初々しくていいね」
「なっ!?」
 スプリガンのユウ、アルフのユカ、ウンディーネのスノークリスティが、笑顔でミカを迎えてくれた。
(これが、私のパーティー。私の最高の仲間!)
 その言葉に、自分の心が震えていることに気付く。そして、もしかしたら自分がずっと求めていたのは『最強』ではなく、『最強の仲間』だったのかもしれないと――!
「よーしっ! 冒険に行こう……って、えぇぇぇぇっ! あれって、浮遊城アインクラッド!?」
 ミカは上空に現れていた浮遊城アインクラッドを見て驚く。
「あ~あ、見つかっちゃったよ」
「さすがミカですね」
「ふふ……腕が鳴るか、ミカ?」
 浮遊城アインクラッドはVRMMOのGGOの後には現れていたが、パソコン版のALOにはまだ実装されていなかった。それが、今、ミカたちの目の前に堂々と姿を現している。
(噂には聞いていたけど、すごく大きい……!!)
 ミカはニコッとほほ笑んで三人を見てから、浮遊城アインクラッドを指さす。
「次の冒険は浮遊城アインクラッド攻略よ! みんな! 最強パーティー目指して頑張るわよーーー!!!!!!!」
 大声で叫んだミカの声は、ALOの世界のどこまでも響き渡ったのだった。

To Be Continued?
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執筆:如月わだい
企画:スカイプ通話しながらオンラインゲームWiki
ラーミア, yayoi shirakawa ,柊正一
原作:ソードアート・オンライン

以上で連載終了となります。読んでくれて、ありがとうございました!

2016年5月4日水曜日

SCWOG × SAO 第十話「オンラインゲーム好きの集まるランチ会」

 牧場ウォークラリーが終わってから一週間とちょっとが過ぎた土曜日。埼玉県のとある場所で、オンラインゲーム好きが集まるオフ会が開かれていた。ミカが声をかけたおかげで、十三人が集まることになった。
 実際に顔を見たことのある人もいるが、スカイプ上でしかつながりのない人たちもいる。ミカはドキドキしながら、お店の中に入っていった。
(確か……このファミレスの一番奥の席を予約したんだよね)
 ウェイトレスに案内されると、そこにはすでに何人かが来ていた。数えてみると十二人いるので、ミカの到着は最後から二番目になる。
 知らない顔ばかりだが、みんなオンラインゲームについて楽しそうに話していた。あの有名な『キリト』や『アスナ』のこと、各フロアのことなど。
 後から来たミカは、どうやって中に入ればいいのかと考えた結果、
「こんにちわー。ALOではサラマンダーのミカをしている安心院ミカです!」
 と、大声で自己紹介をした。すると、一番奥に座っていた男女が笑う。ミカは現実世界でパーティーを組んだユカとユウに会ったことはない。だけど、笑っているロングヘアでサラサラ髪の綺麗な顔をした女の子と、大人びてはいるもののまだ幼さも残っているショートヘアの男の子を見てあの二人だと確信した。
「もう、笑わないでよ! ユカ! ユウ!」
 ミカは頬っぺたを膨らませながら、後ろでくくっているポニーテイルを揺らして二人の元へと行く。
「こんにちは、ミカ。私たちだってよくわかりましたね」
 ユウが優しい笑みを浮かべて微笑む。
「わかるわよ~。他の人はポカーンとしているのに、笑ったのは二人だけだったもん」
「笑うなって方が無理だろ。オフ会でいきなり本名を名乗るやつとか。オフ会によっては、最後まで本名は言ったりしないよ」
「え……そういうもん?」
 ミカはユカの顔を見る。
「そうですね。でも、ミカらしくて私はいいと思いましたよ」
「……それって褒めてないよね。あぁ~失敗した~」
 ミカはそう言ってうなだれる。どうやらミカはオフ会初心者だったようだ。ここは私が仕切ると言ってセッティングまでしたにもかかわらず。
(相変わらず、大した度胸だよな)
 ユウはそう思いながら、ウェイトレスを呼ぶためのボタンを押した。


 それから三十分がたった頃、スラッとしたタイプのショートカットの女性が現れた。その人物に気付くと、ユカは顔を上げて手を振る。
「ユキ! こっちですよ」
 ユカにそう言われて、ほっとした表情を見せたユキは三人のテーブルにやってくる。
「遅くなってすまない」
「また部活でしょ、仕方ないですよ」
 ユカはユキと知り合いなのか、親しげに話をしている。その声にどことなく聞き覚えがあるものの、その人が誰なのかがわからないミカとユウは顔を合わせて首をかしげた。
「あ、ごめんなさい。紹介します。私の幼馴染のユキです」
「……この前の牧場ウォークラリーは見事だった。ALOではウンディーネのスノークリスティをしている」
「「えぇぇぇっ!?」」
 ミカとユウは驚いて立ち上がってしまう。
「スノークリスティと知り合いだったの!?」
「うふふ。子どものころからの知り合いです。黙っていてすみません」
 ユカは全く悪びれもせずにそう言う。
「現実世界でも知り合いだったなんて……しかもこんな……」
 少し落ち着きを取り戻したユウが、ユキを見てぼぉっとした表情をする。
「あ、そっか。ユウはスノークリスティにあこが……」
「わーーーっ!!!!!!」
 ユウは慌ててミカの口を自分の手でふさぐ。そして顔を近づけ……
「な・に・を・言うつもりだよ。ミカ姉?」
「あれ? これって秘密なの?」
 全く理解していないミカはアハハと笑った。
「ミカ姉~~~!!!!!」
 そう言いあい、二人はケンカを始めてしまう。
「ふふ。賑やかでいいな、ユカのパーティーは」
「ソロプレイヤーのユキにとっては、まぶしいかもしれませんね」
「あぁ、そうだな」
 ユキはミカとユウの喧嘩を見ながら、にこやかな表情をする。
「では、私たちと一緒にパーティーを組んでみませんか? スキルの熟練度の差はありますけど、楽しいと思いますよ」
「パーティーか……それもいいかもな」
「「えっ!?」」
 ケンカをしていた二人は驚いて固まり、ユキを見た。
「今、なんて……?」
 ミカが恐る恐る聞く。
「しばらく私も君たちのパーティーに入れさせてもらうよ。よろしくね」
「「えぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」」
 ミカとユウは今日一番の驚きの声を上げたのだった。

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執筆:如月わだい
企画:スカイプ通話しながらオンラインゲームWiki
ラーミア, yayoi shirakawa ,柊正一
挿絵:柊正一
原作:ソードアート・オンライン

第十一話「エピローグ」の連載予定は五月十日頃になります。お楽しみに!

2016年4月27日水曜日

SCWOG × SAO 第九話「牧場ウォークラリー閉会式」

 無事に全てのスタンプを集めたミカたちは央都アルンに戻ってきていた。閉会式が行われるとの情報を得て、会場に向かうとそこには疲弊しているパーティーたちが集まっていた。
「何か……皆さん疲れているようですね」
「このクエスト、初心者用っていう割には結構厳しめだったもんな。ボクたちは何とかクリアできたけどさ」
「まぁ、強い敵はいたよね」
「誰かのせいで、戦わなくていい相手とも戦ったけどね」
「う……」
 ユウが覆面アレフのことを思い出してツッコミを入れる。
「あ、あれは……でも、誰でも勘違いしない?」
「勘違いも何もミカ姉は、相手を見るなり突っ込んでいってたし」
「ううぅ……」
 さらにユウが鋭いツッコミを入れる。ミカは見えない攻撃を受けているようだった。
「まぁまぁ。三人で無事に戻ってこれたんですし、それでいいじゃないですか」
「ユカぁ~」
 ミカはユカに抱き付く。
「ユカはミカ姉に甘すぎるんだよ」
「あら。ですが、ミカを特別扱いしているのは、ユウもですよね? 私のことはユカ姉って呼んでくれませんし」
「っ!! そ、そんなの知らない」
 ユウはプイッと二人に背中を向けた。
「え? それって……?」
 と、ミカが話をしている途中で、会場がざわめきだす。スノークリスティが姿を現したのだ。
「みなさん。お疲れ様です。途中で敗れた者。途中でクエストが終わった者。そして……最後までクリアできた者。三者三様だと思います」
 その言葉にざわめきは一層大きくなる。
「そして、今回の牧場ウォークラリーをクリアしたパーティーは一組のみ!」
「「「!?」」」
 会場に集まっているパーティーたちは周りを見渡す。誰が最後までクリアしたのかと探り合っているようだ。
 そして、ミカたちもその言葉に驚く。
「クリアしたのは……」
「私たちだけ!?」
「……みたいですね」
 確かに初心者用にしては難しいクエストだったように感じたが、まさか一位になるだけではなく、クリアしたものが自分たちだけとは、三人の誰もが考えてもいなかった。
「それでは授賞式を始めます」
 周りのざわめきを気にせずに、スノークリスティは進行させる。
「一位でクリアをした、ミカ、ユカ、ユウの三人のパーティー! 前へ出てきなさい」
 そう言われて三人は視線を合わせて頷きあう。ミカを先頭にして三人は表彰台の前へと向かった。クリアをした人物が誰かに気づいた他のパーティーは、ざわざわと彼女たちのことを口にする。だがそれが妬みの言葉なのか、称賛の言葉なのかわからなかった。三人は緊張をし、ただ前に出ていくだけで精いっぱいだったからだ。
 三人が表彰台に登ると、スノークリスティはニッコリと微笑む。
「おめでとう」
「あの……本当に私たちだけなんですか……?」
「えぇそうだ。君たちよりも早く私のところまでたどり着いたものは何組かいたが、私に傷一つ与えることはできなかったからね」
 と、こっそりと戦った時の口調で教えてくれる。どうやらこっちの口調の方が、彼女の素の言葉らしい。
「クエストの報酬です。それぞれにあったレアアイテムを私が選んでおきました。今後の冒険に必ず役立ってくれるでしょう」
 そう言ってスノークリスティは、一人一人にレアアイテムを渡していく。アイテムを渡し終えると、大きく両手を広げ、
「クエスト攻略者に盛大な拍手を!」
 スノークリスティがそう叫ぶと、盛大な拍手が巻き起こった。三人は恥ずかしくなり、お互いを見て「困ったね」と言いあいながら笑ったのだった。


 閉会式も終わり、三人はようやく自分たちが優勝したことを実感し始めていた。
「なんかすごいよね、私たち。でも……」
 ミカはそう言うと立ち止まって、俯いてしまう。
「最強の人間を目指していたのに、それをやめたらこんな称号を得るなんて皮肉だよね……」
「何言ってんだよ。ちょっと形が変わっただけだろ」
「え?」
「そうですよ。ミカではなく、ミカたちがと言うだけの差です。これからも三人でパーティーを組んで冒険していきましょう。初めは冒険が怖かったですが、私はこのパーティーが大好きです」
 ユカはそう言うと、ミカの左手を握る。
「ボクもまぁ、また一緒に組んであげてもいいよ。せっかく連携魔法も手に入れたんだし。これで終わりは……イヤかな」
 ユウはそう言うと、ミカの右手を握る。
「ユカ……ユウ……。そっか、そうだね。ありがとう二人とも、三人で力を合していこうね!!」
 ミカは二人の手を握り返して、空へと手を上げた。
「さーて、じゃあ今日はそろそろログアウトしようか」
「そうですね」
「あぁ、また……」
 と、ユウが言いかけて前に人がいることに気付く。
「お疲れさま。話があるんだが……」
 現れた人物はそう言って、ニッコリと微笑んだ。

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執筆:如月わだい
企画:スカイプ通話しながらオンラインゲームWiki
ラーミア, yayoi shirakawa ,柊正一
原作:ソードアート・オンライン

第十話「オンラインゲーム好きの集まるランチ会」の連載予定は五月三日頃になります。お楽しみに!

2016年4月19日火曜日

SCWOG × SAO 第八話「第五のチェックポイント」

 第五のチェックポイント、地下世界『ヨツイヘルム』。ここは要塞としても知られており、初心者はあまり来ることのない場所だった。
 積層構造になっており、地下に潜るほどにエンカウントするモンスターも強力になっていく。中級プレイヤーでもモンスターに当たれば、死ぬか生きるかギリギリのところだろう。
 そんな中を、チームワークを手に入れた三人が歩いていく。先頭を歩くミカ。ミカの腕に腕を絡めて歩くユカ。その後ろから、ユウがついて歩く。美しかった世界とは打って変わって、おどろおどろしいこの空気感は、ユカが最も苦手とするものだった。リアル世界でも、ホラー系は苦手分野。昔はよく怖くなると、お姉ちゃんに抱き付いていたなと、ふとユカは思い出した。
 『お姉ちゃん』は血のつながりのあるお姉ちゃんではない。近所に住む幼馴染で、実際には歳は一歳しか離れていないが、子どものころからしっかりとしていて、とても頼りになる人だった。もちろん今でも会ってはいるが、歳をとる度に会う回数は減っていた。
(お互いに忙しくなったから仕方がないんですよね。でも、寂しいというのも本当の気持ち……)
 ユカはそんなことを思いながら、ミカの腕を抱きしめる力を強めた。



 モンスターが現れたら即終わりだと思っていたが、一度もモンスターに出くわすことなく最下層にたどり着くことができた。だが、目の前で繰り広げられている状況を見て、ミカたちは絶句する。
「うあぁぁぁぁ!!!!!!」
 バッシューーーーーン
 重層鎧を着こんだサラマンダーが、壁際に吹き飛ばされ、その姿を消した。……攻撃を避けきれずに、HPがゼロになったためだ。
 攻撃を仕掛けたのは、ミカたちから少し離れたところに立っている人物。剣を振り下ろし入り口付近に立っているミカたちを見る。
「次はお前らか……」
 そこに立っていたのは、開会式の時に姿を現したスノークリスティ―だった。彼女は開会式の時の口調とは違い、少し威圧的な物言いをする。
「スノークリスティ……どうして?」
 ミカは思わずその名前を呟く。スノークリスティは、ミカを見てフッと笑う。
「すごいな。私の覇気を浴びて言葉を出せるなんて」
「え……?」
 そう言われてユカとユウを見ると、二人は首を振っている。どうやら声を出せないようだった。
「まぁ、いい。これから最終チェックポイントの説明をする。このウォークラリーに何人で参加していたとしても、ここでは三人がマックスの状態で私と戦うこと。……つまりPvPで私に勝てば、見事クリアというわけだ」
「なっ!?」
 ミカは驚く。今までのようにすぐに『やってやるぜ!』とは気軽に言えなかった。いつかスノークリスティを越えたいという願望はあるものの、今の自分では力量に差がありすぎることを知っているからだ。
(そう……自分一人の力量では)
 ミカは両隣にいる、ユカとユウの背中をバシンと叩く。
「きゃっ」
「うわっ」
 驚いた二人は思わず声を出してしまう。
「なーにぼさっとしてんのよ。やるわよ! 三人で力を合わせれば、たとえ相手がスノークリスティでも勝てるわ!」
「!」
「!」
 ミカの言葉に、ユカとユウは顔を見合わせて笑顔を作った。そして、三人はフォーメーションを作る。前衛は右にミカ、左にユウ。そして後ろにユカ。
「……こいっ」
 スノークリスティも剣を構える。と同時に、ミカとユウは走り出す。
「行きますよ! 先ほどアルフさんから頂いた連携魔法!!」
 ユカは後方で長ったらしい呪文を唱えて、目の前の三人が剣を交える前に魔法を発動させた。
 ピカ――ッ
 次の瞬間、ミカとユウの身体が光に包まれ全パラメーターが上昇する。身体が急激に軽く熱くなる。
「サンキュー! ユカ! ……ユウ」
「わかってるよ、まずは……」

 ガキーーーン

 スノークリスティの剣をミカとユウの剣が受け止める。三つの剣が合わさり、剣が刃こぼれを起こす。
「ほぅ……私の剣を受け止めるとは」
 スノークリスティが感心したような声を出す。だがまだまだ余裕があるようだった。
「でも、これはどうかな?」
 スノークリスティは剣に力を入れたまま、片足でユウの腹をける。
「ぐっ!?」
 ユウが吹き飛ばされ、一人になったミカもスノークリスティの剣を受け止められずに吹き飛ばされた。
「ユウ! ミカ!」
 ユカは慌てて回復魔法のスペルを口にする。だが、スノークリスティは吹き飛ばした二人を追わずに、ユカの方に走ってくる。
「……っ!」
 まさか自分が狙われると思っていなかったユカは蒼白になってしまう。
「さ、させるかぁぁぁぁ!!!」
 吹き飛ばされながらも、ミカは呪文を唱えて炎の魔法を発動させる。
「何!?」
 スノークリスティは振り返り、襲ってくる炎をひらりと避けた。そして、ユカを狙うのをやめてミカにとどめを刺そうと、ミカに攻撃をするために走り出す。最初の一撃だけで黄色のゲージにまでなっていたミカは、次の攻撃を受けるとひん死状態か、HPがゼロになってしまうだろう。
「!! 強いっ! でも!」
 ミカはあきらめずに、地面にしっかりと足をつけてスノークリスティを迎え撃つ準備をする。
「一人で何ができる!?」
 スノークリスティは剣をミカに振りかざす―――
「ミカ姉は一人じゃないっ!!!」
 と、そこでミカとは反対側に吹き飛ばされていたユウが、パラメーター補強された速さでスノークリスティに攻撃を仕掛ける。その攻撃は軽々とよけられてしまうが、スノークリスティに一瞬のスキができた。
「いまだ! ミカ姉」
「!!!」
 ミカはアルフにもらったもう一つの連携魔法を発動させる。
「おぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」
「しまっ……!!」
 ドッゴォォォォン
 恐ろしいほどの爆発が起き視界がゼロになる。
 少し離れたところにいるユカからは、戦況がどうなったのかがわからない。
「ミカ! ユウ!?」
 ユカは自分の弱さも忘れて、二人の元へと駆けつける。やがて煙はなくなり、そこには肩で息をしているミカとユウの姿があった。
「……よかった!」
 ユカは戦闘中だというのに、二人に飛びつく。
「わっ、ユカ。待って、まだスノークリスティが……って、あれ?」
 ミカは抱き付かれながらも、彼女の姿を探す。だが、先程までいた場所にスノークリスティはいない。
「ミカ姉! あそこ!」
 ユウに言われて、頭上を見上げると、飛翔しているスノークリスティの姿があった。HPは四分の一ほど減っているが、緑のゲージのままだった。
「くっ!」
 三人はすぐに離れて、戦闘態勢をとる。だが……。
 パチパチパチ
 スノークリスティは手を叩いていた。
「合格だ。三人とも」
「「「え?」」」
 手を叩いているスノークリスティには戦闘意志は全く見えない。笑顔で手を叩きながら、三人の前にスタンプを差し出した。三人は、まだ状況が呑み込めていない様子で、ただスノークリスティを見つめるばかり。
「何だ? 受け取らないのかスタンプ」
「え、あ、はい」
 ミカは何とか差し出されたスタンプを受け取る。
「ここでのPvPは本気の戦いじゃないよ。だって私と君たちとではスキルの差がありすぎるだろ? だから、私に一撃を与えることができれば、それで合格だったんだ。……まぁ、最後の連携魔法はちょっと驚いたけどね」
 そう言われても、やはりまだ現実味がない。ぽかんとした三人にスノークリスティはさらにこう言う。
「いい仲間を見つけられたな」
 と、ユカにウインクをしたのだ。
「「??」」
 ミカとユウはさらに首をかしげるが、ユカは、
「はい!」
 と、笑顔で答えた。

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執筆:如月わだい
企画:スカイプ通話しながらオンラインゲームWiki
ラーミア, yayoi shirakawa ,柊正一
挿絵:柊正一
原作:ソードアート・オンライン

第九話「牧場ウォークラリー閉会式」の連載予定は四月二十六日頃になります。お楽しみに!

2016年4月17日日曜日

ゲーム仲間の作り方

自分のこだわりがあって作成したグループを運営していると、人が集まって参加してくれている時は良い気分だが、そうでない時に寂しく孤独になることがある。自らソロプレイを望んでいる人ならともかく、皆でワイワイ遊んだり個別に親しくなって関わったりしたい人には不満が募るだろう。

最近思ったのは、人が集まらないっていうのは
人が集まらないって言ってる貴方が作成したグループでの話でしょ、ってこと。
特定のゲームに絞って探せば、一緒に遊ぶ仲間はすぐに見つかる。
○月○○日しかインしないから…… とか
月一回しかインしないから…… とか
あのゲームと、このゲームと、そっちのゲームをやってるから別に…… とか
言ってる場合じゃない。

最初から通話したい、自己紹介メッセージ交換したらすぐ通話したい、なんていう人
ほんの一握りだと思いますよ。通話して楽しめる人を探すのもいいですが
「人が集まらない」「寂しい」と不満を募らせている場合は 行動を変えてみるのも一つの手です。

また、ネット上では若い女性ユーザーなら誰でもチヤホヤされ、コミュ力などが人並み以下の
男性ユーザーの投稿がスルーされる傾向があります。悔しい!と感じる男もいるのでは
ないでしょうか。でも、リアルで面識のない男性に対して女性は厳しいです。
「会いたい」と思ってコンタクトを取ったネット上の女性なんて、殆ど会えません。会えるのは
偶然気が合って、タイミングが合った人同士だと思います。ネット上で出会いを求めるのは
凡人の男には効率が悪すぎます。リアルでやれ、と。
異業種交流会、ランチ会、バーベキュー会、カラオケ会、Facebookイベント、お茶会、
恋活婚活パーティー、結婚相談所 etc...
この中で一番効率が良いのは女性側も出会いを真剣に求めてる結婚相談所ですね。
それに入会するくらい気合があれば、それ以下の交流会に参加するのなんて楽勝です。

わっ、私は○○○のゲーム仲間を求めているんだ!妙齢の女性しか受け付けない(同性には素っ気ない対応)なんてことはないぞ! というなら、ネット上で性別を気にすることないよね。

閑話休題。

毎回通話しながらゲーム遊べる人に限って仲間を探そうとすると、なかなか自分に合った人が見つからないものです。入り口は広くとって、ゲーム内テキストチャットを見直してみましょうか。テキストチャットなら良いよ、って人は無数にいますよね。
それに自分が開設したホームページ上で仲間を求めるなんて、これもまた非効率じゃないのかな、と思った次第で……。

逆に、人が集まっていて仲間が作れる所ってどこなのか。それは……

・公式サイト掲示板(友達/仲間募集トピック等)
・公式サイトからリンクされているファンサイト/ギルドサイト
・ゲーム内メッセージボード/掲示板
・人数が多くてイン率の高いギルド(イン率低い人は遠慮しがちだが、逆に考えてインしない期間は脱退しておけば良いし、月に数日だけガッツリ遊びたい人は日替わりでギルドを転々とするのもまた一つの手)
・mixi コミュニティ(特定のゲームタイトル専用)
・twitter(ゲームタイトル、ハッシュタグなどで検索)
・スカイプ友達募集サイト(特定のゲームタイトルで検索)

「人が集まらない」「寂しい」と不満を募らせている場合、新たに通話しながら一緒にゲームできる仲間を探すのは一先ず置いといて、これまでに出会った友達や仲間に連絡を取って親睦を深めたり、自分のこだわりを見直してみたりすると良いかもしれませんね。

まとめ。
1.妙齢の女性と出会いたいならネット上ではなく、リアルで恋活婚活しましょう。
2.特定のゲーム仲間がほしいなら、既に人が集まっている掲示板やコミュニティを利用しましょう。
3.入り口は広くとってゲーム内テキストチャットから仲間を作り、楽しみましょう。